「使用済燃料貯蔵施設の溶接に関する技術基準を定める規則」の全文・条文を、わかりやすく、スマホで見やすい形でまとめていきます。
使用済燃料貯蔵施設の溶接に関する技術基準を定める規則の全文・条文まとめ
使用済燃料貯蔵施設の溶接に関する技術基準を定める規則
核原料物質、核燃料物質及び原子炉の規制に関する法律(昭和32年法律第166号)第43条の10第3項第2号の規定に基づき、使用済燃料貯蔵施設の溶接に関する技術基準を定める省令を次のように定める。
第1条|溶接部の形状
使用済燃料の貯蔵の事業に関する規則(平成12年通商産業省令第112号)第11条に掲げる使用済燃料貯蔵施設であって溶接をするものの溶接部(溶接金属部及び熱影響部をいう。)(以下単に「溶接部」という。)は、安全な形状を有するものでなければならない。
第2条|溶接部の割れ
溶接部は、溶接による割れがなく、かつ、割れが生ずるおそれのないものでなければならない。
第3条|溶接部の欠陥
溶接部は、溶け込みが10分で、かつ、アンダーカット、オーバーラップ、クレータ、スラグ巻込み、ブローホールその他これらに類する欠陥であって健全な溶接部の確保に有害なものがないものでなければならない。
第4条|溶接部の強度
溶接部は、健全な溶接部の確保のために10分な強度を有するものでなければならない。
附則
この省令は、公布の日から施行する。
附則
(平成25年12月6日原子力規制委員会規則第16号) 抄
第1条|施行期日
この規則は、原子力規制委員会設置法(平成24年法律第47号。以下「設置法」という。)附則第1条第5号に掲げる規定の施行の日(平成25年12月18日。以下「施行日」という。)から施行する。